
家の中で静かに耳を澄ますと、屋根裏から「カサカサ…コツコツ…カリカリ…」という音、、、
夜になると何かが走り回る音がして、うるさくて眠れないことでストレスが溜まることでしょう。
また、天井裏に害獣が住み着いてしまうと、音以外の害に悩まされることもあります。
この記事では、天井裏に潜む害獣の種類とその見分け方について解説します。
屋根裏に棲みつきやすい5種類の「害獣」と「その対策」
屋根裏からの音で、どの動物が住んでいるか、どんな被害が考えられるかをある程度識別できます。
あなたの家に最も近い状況は何か、それを理解することから始めましょう。
これから、天井裏に害獣が住み着いた際の被害について説明します。
1.ネズミ

ネズミは、硬いものをかじることで伸び続ける前歯の長さを調整するという特徴があります。
屋根裏に住むネズミは木材をかじることがあり、電気配線や配管、そして食材にも被害を与えることがあります。
最悪の場合、かじられた電気コードが火災の原因となる可能性もあります。
また、ネズミは1回の妊娠で5匹以上出産します。
さらに1年に5~6回も出産するので、住みつくと爆発的に数が増える可能性があります。
夜行性なので、夜になると大量のネズミが天井裏を走り回り、その音がうるさくて寝られないという被害が起こります。
さらに、ネズミは不衛生な場所にいるため、多くの病原菌を体にまとっています。
そのような状態で、家中を走り回ったり、屋根裏に住み着いている場合は、人間が感染症にかかってしまう可能性もあります。
駆除方法
1.粘着シートを設置

ネズミを駆除する一つの方法は、天井裏に粘着シートを設置することです。
捕獲率を高めるためには、粘着シートと併せて毒餌を使用することが効果的でしょう。
2.駆除業者へ依頼

ネズミの駆除は業者に依頼する方が確実に処理できます。
以下にて、おすすめのネズミ駆除業者について纏めておりますので
ご自分に合う業者を選択し、依頼を行ってください。
2.ハクビシン

体長約50~80cmで、鼻から額にかけての白い筋が特徴的なハクビシンは、見た目は可愛らしいものの、
屋根裏に住むと夜行性のため、夜間に大きな足音で悩まされることになります。
ハクビシンは糞尿を同じ場所にする習性があり、これが天井にシミを作り、腐敗や強烈な臭いの原因となる被害を引き起こします。
また、屋根裏で断熱材をかじり、寝床に使うため、断熱材が機能しなくなるという問題も生じます。
駆除方法
1.ハクビシンの苦手な臭いで追い出す

ハクビシンの捕獲や駆除はできないため、追い出す方法が必要です。
ハクビシンはニンニクや石油のにおいを避ける傾向があり、
また市販の忌避剤も有効です。
対策として、市販の煙剤を侵入口から離れた場所で使い始め、徐々にその場所に近づいていくことで、
煙とにおいを嫌うハクビシンが侵入口から逃げ出してくれるでしょう。
追い出した後は、侵入口を塞ぐことを忘れないよう注意しましょう。
2.駆除業者へ依頼

ハクビシンも業者に依頼する方が確実に対処できます。
以下にて、おすすめのネズミ駆除業者について纏めておりますので
ご自分に合う業者を選択し、依頼を行ってください。
3.イタチ

イタチは元々平野や山岳地帯に生息しており、体長は約30センチで、細身の体型のため3cm程度の隙間からも侵入可能です。
また非常に警戒心が強く、なかなか遭遇することは少ないです。
イタチはハクビシンやアライグマと似ており、同じ場所で排泄する習性があります。
天井にシミや腐敗、悪臭を引き起こすだけでなく、ダニやノミの大量発生という被害も引き起こします。
駆除方法
1.イタチの苦手な臭いで追い出す

専用のイタチ忌避剤は市場にはありませんが、市販されている害虫や害獣用の忌避剤を使用することで効果が期待できます。
屋根裏などの室内で使用する際には、木酢液や漂白剤が効果的です。
イタチが侵入した後は、屋根裏に定期的に忌避剤を撒くか、イタチが嫌がる臭いを放つことが推奨されます。
2.強い光で追い出す

天井裏や夜間に家の周囲をうろつくイタチには、強い光を当てることで、効果的に追い払うことができます。
ホームセンターやオンラインショップでは、数千円で害獣忌避装置が販売されており、強い光を点滅させるタイプが特に効果的です。
その光の範囲内にCDを吊るして乱反射を利用すると、効果がさらに向上します。
3.駆除業者へ依頼

イタチも業者に依頼する方が確実に対処できます。
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ご自分に合う業者を選択し、依頼を行ってください。
アライグマ

アライグマはめったに鳴かないですが、「クルルル」や「キュッキュッ」といった細かい鳴き声が聞こえることがあります。
ペットとして飼われていたアライグマが逃げ出したり、無責任な飼い主によって放たれたりした結果
野生化して日本でも繁殖し、急速に数を増やして人々に被害を与えるようになりました。
この夜行性の動物は、平均体重が3.5~9キログラムと他の害獣に比べて大きく、
深夜に「ドスドス」と大きな足音を立てて歩き回ります。
また、アライグマには「ためフン」の習性があり、イタチのように強烈な悪臭を放ちます。
駆除方法
1.アライグマの苦手な臭いで追い出す
木酢液やハッカ油、ミント系の香りを嫌うため、これらの香りを使って追い払います。
また、天敵であるオオカミの尿も嫌がります。
2.強い光で追い出す
アライグマも夜行性であり、強い光を嫌います。特に青色のLEDストロボは非常に効果的と言われています。
また、天敵であるオオカミの鳴き声を流すことも有効です。
3.駆除業者へ依頼
アライグマも業者に依頼する方が確実に対処できます。
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ご自分に合う業者を選択し、依頼を行ってください。
コウモリ

断熱材があり、外敵から身を守れる屋根裏は、コウモリにとって非常に快適な住処です。
屋根裏に住み着くのは体長約5cmの「アブラコウモリ」という種類で、体が小さいため、
わずか1cmほどの隙間からでも侵入して住み着くことがあります。
さらに、アブラコウモリは集団で生活するため、同じ場所に大量の糞尿をします。
これにより、臭いや衛生面での被害が発生します。
コウモリの糞は乾燥しやすく、小さな微粒子となって空気中を漂い、病原菌や寄生虫を含むことがあるため、
人間がその空気を吸い込むと病気になる可能性もあります。
駆除方法
1.コウモリの苦手な臭いで追い出す
コウモリに対しても、追い出す方法が有効です。コウモリはハッカの香りを嫌うため、スプレー式やくん煙式の忌避剤を使って追い払います。さらに、ジェルタイプの忌避剤もあり、効果が約1年間持続するため、予防にもおすすめです。
2.駆除業者へ依頼
コウモリも業者に依頼する方が確実に対処できます。
以下にて、おすすめの駆除業者について紹介しているサイトがありますので
ご自分に合う業者を選択し、依頼を行ってください。
【音別診断】聞こえる音から害獣を特定する
屋根裏から聞こえる音によって、どの動物が住み着いている可能性が高いか、
またどのような被害が考えられるかをある程度判断することができます。
まずは、あなたの家の状況に最も近いものを把握することから始めましょう。
■音別診断表
| 聞こえる音 | ドンドン | トントン | カサカサ | コツコツ | カリカリ |
| 害獣 | ハクビシン,アライグマ | イタチ | コウモリ | ネズミ | ネズミ |
| 活動時期・時間帯 | 夜 | 夜 | 4月~10月・夜 | 10月~11月・昼夜問わず | 10月~11月・昼夜問わず |
ドンドン
ネズミやコウモリに比べて少し大きなハクビシンやアライグマが走り回ると、「ドンドン」という音が聞こえることがあります。
これらの動物は夜行性であるため、夜に天井から「ドンドン」という音が聞こえる場合、
ハクビシンやアライグマが住み着いている可能性が高いです。
トントン
「ドンドン」よりも少し弱い「トントン」という音が聞こえる場合、イタチの可能性があります。
ハクビシンやアライグマに比べて少し小さいイタチは、素早く走り回ります。
主に夜行性なので、夜に天井からトントンという音が聞こえたら、イタチが住み着いている可能性が高いです。
また、イタチは音だけでなく、強烈な臭いを放つことでも知られています。
カサカサ
「カサカサ」という音は、コウモリの羽ばたき音である可能性があります。
4月から11月にかけてコウモリは活発に活動するため、この音が聞こえたら屋根裏にコウモリがいるかもしれません。
逆に、11月中旬から3月中旬までは冬眠期間なので、天井裏に住み着いていても基本的には音はしません。
コツコツ
「コツコツ」という小さな足音が聞こえる場合、ネズミがいる可能性があります。
ネズミは繁殖力が高く、数匹が集団で走る足音が聞こえることがあります。
10月から11月の寒い時期には、温かく外敵のいない場所や餌を求めて、さまざまな場所から侵入してきます。
基本的には夜行性ですが、屋内に住み着くネズミの中には昼間に活動するものもいます。
カリカリ
「カリカリ」と言う音は、ネズミがなにかをかじっている音かもしれません。
ネズミは木材や電気の配線や配管バイブ、家に置いてある食材、コンクリートにいたるまで、あらゆるものをかじりますのでご注意ください。ひどい時には、人間まで噛むようなケースもあります。
カリカリという音が聞こえてきたり、どこかにかじられた痕跡がある場合、ネズミが住み着いているかもしれません。
まとめ
この記事では、屋根裏や天井裏から聞こえる音によって、
どの動物が住み着いている可能性があるのかについて解説しました。
もし現在、音が聞こえているのであれば、早めの対策をおすすめします。
被害が拡大すると、最悪の場合、家の劣化が急速に進み、家族の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
また害獣は鳥獣保護法によって保護されている動物です。
そのため、資格や許可証を持たない人が駆除を行うと、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
さらに、作業中に噛まれたり引っかかれたりすると、狂犬病や感染症のリスクもあります。
そのため、家に住み着いた害獣の駆除は、できるだけ早く専門業者に依頼することをおすすめします。
業者への相談や現地調査、見積もりは無料ですので、まずはお問い合わせから始めてみましょう。

