シロアリ 基礎知識

羽アリが出たらシロアリ被害を疑うべき?見分け方と対処法についても解説!

この記事から分かること

・羽アリがシロアリかどうかの見分け方
・シロアリであった時の対処法
 

家の近くで羽アリを見つけた時、シロアリ被害を受けていないか心配になる方もいるでしょう。

例えば、上記写真の羽アリは

「ヤマトシロアリ」です。

もし家の近くで羽アリを見かけた場合は、早急にシロアリかどうか見分けることが大切です。

「既に家の軒下にシロアリの巣が、、、」なんてこともあり得ます。

そこで本記事では、羽アリを見かけた場合の「見分け方」「対処法」について解説していきます。

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羽アリの種類と特徴

羽アリは主に「クロアリ」と「シロアリ」の2種類に分類されます。

そして、羽アリがシロアリだった場合は注意が必要です。

それらを判別するには、「発生する時期」「体の形状」を確認するのが最も効果的です。

下記にて、羽アリを見分ける際に注目すべきポイントを纏めましたので見ていきましょう。

■主な羽アリの種類

シロアリクロアリ          
種類1.ヤマトシロアリ
2.イエシロアリ
3.アメリカカンザイシロアリ
4.ダイコクシロアリ
1.ルリアリ
2.トビイロケアリ
3.サクラアリ

■シロアリとクロアリの違い(図)

<シロアリ>

<クロアリ>

引用元:http://www.hs64.jp/siroari/haarinokubetu.html
(有)富士消毒

■シロアリとクロアリの違い

シロアリクロアリ
触覚数珠状くの字
ほぼ同じ大きさ前羽が大きい
腹部ずんどう型くびれている
発生時期ヤマトシロアリ:4月~5月
イエシロアリ:6月~7月
5~11月
分類ゴキブリ目ハチ目

シロアリとクロアリの形状で、主な違いは下記3点になります。

シロアリとクロアリの違い①:羽

<シロアリ>

<クロアリ>

シロアリ、クロアリともに羽は4枚生えていますが、下記の違いがあります。

  • シロアリの羽:4枚とも同じ大きさ
  • クロアリの羽:前羽の方が大きい

また、シロアリの羽はくすんでいるのに対し、クロアリの羽は透明であることも違いとしてあります。

シロアリとクロアリの違い②:触覚

<シロアリ>

<クロアリ>

  • シロアリの触覚:数珠状
  • クロアリの触覚:くの字

シロアリの触覚は、周囲を細かく探るために「ネックレスのような数珠状」になっています。

対してクロアリの触覚は、「くの字」に折れ曲がっています。

シロアリとクロアリの違い③:腹部

<シロアリ>

<クロアリ>

  • シロアリの腹部:ずんどう型
  • クロアリの腹部:くぼみがある

シロアリの腹部は、くぼみがなく「一定の太さ(ずんどう)」になっています。

対してクロアリの腹部には、「くぼみ」が見られます。

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日本に住むシロアリは主に2種類

被害をもらたすシロアリ

・主に被害をもらたすシロアリは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」の2種類

■ヤマトシロアリ
→定期的に巣を移動させるため、複数個所に被害を及ぼす。

■イエシロアリ
→地下に巣をつくるため、床下~天井まで被害が大きい。

■アメリカカンザイシロアリ
→外来種で、最近被害が増えてきている。かなり凶暴。

日本の住宅などの建物に被害をもたらす主なシロアリは「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」の2種類です。

両種とも湿気のある木材を好み、床下から侵入することで建物の内部に深刻な被害を与えます。

ヤマトシロアリは巣を移動させながら活動するため、被害箇所が複数存在します。

一方、イエシロアリは、地下に巣(コロニー)をつくり、蟻道を通って家中を移動するため床下から天井まで広範囲に被害が及びます。

また最近では、海外から輸入された木材や家具に住みついている「アメリカカンザイシロアリ」による被害も増加傾向です。

本来シロアリは水がないと活動できない昆虫ですが、アメリカカンザイシロアリは、乾燥している木材を好み活動できる種類です。

羽アリが発生した時期での見分け方

羽アリがシロアリであるかどうかの見分け方は形状だけでなく、発生した時期も判別材料の一つになります。

羽アリの発生時期

■シロアリ
・ヤマトシロアリ 4月~5月
・イエシロアリ 6月~7月
・アメリカカンザイシロアリ 6月~7月

■クロアリ
・ルリアリ 6月~7月
・トビイロケアリ 6月~8月
・サクラアリ 9月~11月

関東地方に生息するヤマトシロアリは、4月中旬から5月にかけて、蒸し暑く風のない日の午前中から昼頃にかけて羽アリを発生させます。

一方、千葉や神奈川沿岸以南で活動するイエシロアリは、6月から7月の夕方から夜間にかけての短期間に羽アリが一斉に現れます。

逆に考えると、夏の蒸し暑い季節や肌寒さを感じる秋の初めに発生する羽アリの多くは、

建物に害を及ぼさないクロアリの仲間と言えるでしょう。

【対処法】羽アリがシロアリだった場合どうする?

シロアリだった場合の対処法

■自分で出来る対処法
1.出現場所を袋で覆う
2.粘着テープで取り除く
3.掃除機で吸う

■最も有効な方法
・シロアリ駆除業者へ連絡

まず、羽アリに対して殺虫剤を使用することは避けてください。

市販されている殺虫剤の多くには、虫が嫌がる成分が含まれているため、発生箇所に残ったシロアリが建物内のさまざまな場所に逃げて分散してしまいます。

その結果、別の場所から再び羽アリが現れることがあり、完全な駆除がさらに難しくなる恐れがあります。

ご自身で出来る対処方法には、「掃除機」や「ポリ袋」を活用する手段があります。

対処法①:出現場所を袋で覆う

シロアリの発生場所を袋で覆う

羽アリが大量発生している箇所が特定できる場合、その隙間や穴をビニール袋で覆う方法がおすすめです。

この対策により、羽アリが室内に侵入するのを防げるほか、ビニール袋内に集まった羽アリを使って専門業者が種類を判別することが可能になります。

さらに、ビニール袋は被害の範囲を広げないためにも、専門業者が到着するまでそのままの状態でそっとしておきましょう。

対処法②:粘着テープで取り除く

シロアリを粘着テープで取る

室内で羽アリを見つけた際は、ガムテープや粘着テープ(コロコロ)を活用する方法が効果的です。

冒頭でも説明しました通り、殺虫剤を使用するとシロアリが刺激を受けて奥深くに逃げ込み、被害が拡大する恐れがあります。

また、羽アリの種類を専門業者が特定できるように、シロアリを捕らえたガムテープなどはそのまま保存しておくことをおすすめします。

対処法③:掃除機で吸う

シロアリを掃除機で吸う

最も手軽な方法として、羽アリが発生している場合は掃除機で直接吸い込む方法があります。

シロアリは非常に繊細な生き物であるため、掃除機で吸い込む際の圧力で羽アリは命を落としてしまうほど弱いです。

【結論】すぐにシロアリ駆除業者へ連絡!

シロアリ 処理業者

もし「シロアリ」の羽アリを見つけた場合、早急に駆除業者へ相談することを推奨します。

羽アリが見られなくなったとしても、それで安心して放置する方もいますが、

飛び出した羽アリは巣にいるシロアリ全体のわずか1〜3%に過ぎません。

放置しておくと、知らずのうちに事態は深刻化していてもおかしくありません。

専門業者は的確な調査と駆除を実施し、建物をシロアリの被害から守るための効果的な措置を行ってくれます。

当サイトでは、信頼できるシロアリ駆除業者についても紹介していますので是非、業者選びにお役立てください。

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まとめ

この記事では羽アリが出現した際の「見分け方」「対応方法」について解説しました。

重要なのは、正確な知識を持ち、適切に対処することです。

「これがシロアリの羽アリかもしれない」と感じた場合は、専門業者に状況をしっかり確認してもらい、適切な処理を依頼しましょう。

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